【2021 お盆】お煮しめと盆団子

気がついたらもう9月後半!! 早いですね~。

お盆が終わって1カ月も経ってしまいましたが、来年のために今年のお盆の様子について書いておきたいと思います。

毎年お盆の時期には、お盆関連のブログ記事をたくさんの方に見て頂きましてありがとうございます!! 

とても嬉しいです!! 励みになっております♡

 


お墓掃除&お墓参り(8月13日)

今年は8月は雨が盆前から降り続いていて13日も雨!!(12日まで仕事で行けなかった)

今年は諦めようかと思いましたが、小雨になったタイミングで「今だ!!」とレインコートを着て主人とダッシュで行き掃除とお参りをしてきました!!(行けて良かったー)

お煮しめ作り(8月13日)

買い物はリストを作って8月12日までにサクッと済ませていました。

ところが、13日の朝にはやる気がなくなっていたのです(笑)(なんだかだる重でした…。気圧のせいですかね??)

が、娘たちは、今年はなぜか気合が入っていてやる気満々で、どんどん野菜を切ってくれたり昆布を結んでくれたりとテキパキと手伝ってくれたので、めちゃめちゃ捗り無事に作り上げる事が出来ました。(ありがとうー❤)

 

 

今年のお煮しめの材料は

・カボチャ

・レンコン

・ニンジン

・サトイモ

・オクラ

・ゆでタケノコ

・干しシイタケ

・コンニャク

・昆布

・厚揚げ

・揚げ

・鶏肉

・高野豆腐

の12種類です。

 

 

入りきらなくて、鍋2つ使います。

 

完成です!!

毎年、少量作るつもりなんですが、なぜか想像を超えた量になってしまいます。

 

 

続いてお供え用のお団子です。

迎え団子(8月13日)

【迎え団子】はご先祖様をお迎えするためのお団子です。

 

我が家では、毎年、8月13日に迎え団子をお供えします。

今年は、娘が一人で迎え団子を作ってくれました!!

娘の方が、こねるのも丸めるのも私の100倍丁寧で上手なんです♡

団子を作るための粉ってどれがいい??

団子を作るための粉は、4種類あります。

どれを買えばいいか迷いますよね。

 

違いは?

白玉粉  

原料:もち米  つるんとなめらかな食感で冷やしても固くなりません【おすすめ:白玉、団子】

 

もち粉  

原料:もち米  きめが細かくなめらかな生地になります【おすすめ:大福、ケーキやどら焼きの生地に混ぜて】

 

だんご粉 

原料:うるち米ともち米のブレンド  コシが強めで柔らかくなり過ぎません【おすすめ:団子】

 

上新粉  

原料:うるち米  お湯を加えて練るともちのような食感になります【おすすめ:柏餅、ちまき】

 

使い方

➀~③は、水を加えながら混ぜた後に成形して、お湯でゆでます。

④の上新粉だけ、お湯を加えて練った後に、一度蒸してからつき、その後形を整えて使います。(ちょっと手間がかかる印象)

➀~③は作り方が簡単なので子供さんと一緒に作る時は、どれもおススメです。

 

 

味で言えば、これまで色々試してみましたが我が家では白玉粉が一番美味しくて家族にも好評だったので、最近は白玉粉一択です!!

袋に記載された、水の量では足りない場合があります。

自分の耳たぶと比べながら、水を足すと上手くいきますよ。(袋に耳たぶくらいの硬さまでこねると書いてあります)

お供え (8月13日)

 

迎え団子と、お煮しめなどをお供えしました。

 

息子が育てたスイカもお供え♪

↑写真左下のきゅうりは

ご先祖様をお迎えする乗り物=精霊馬(しょうりょううま)です。

ご先祖様にいち早く家にたどり着いて欲しいという思いを込めて、きゅうりを馬に見立てるそうです。

 

 

 

回転灯篭がとてもきれいです。

部屋の照明を消すとさらに幻想的でうっとりします。(暗いとなんか見えちゃいそうで怖いけど)

回転灯篭は主人が組み立ててくれるのですが、毎年やっているため、組み立ても分解&片付けも余裕で手際が良くてプロ並みです!!(なんの?!)

送り団子 8月15日

【送り団子】は、ご先祖様にお土産として持って帰って頂くお団子ですね。

 

供える日や団子の形や味は、地域やご家庭で違うかと思いますが、我が家では8月15日に供えます

そして送り団子の形は、迎え団子は真ん丸ですが、送り団子は俵型のお団子を作ります。

こちらは米俵を表現していて、ご先祖様が戻られる時にお土産に肩に担いで帰って頂くという意味があるそうです。(ご先祖様のサイズ感に毎年戸惑います)

送り団子も娘が丁寧にこねて作ってくれてました(娘、大活躍~♪)

 

 

いつも15日の夕方~19時くらいまでに作って、20時頃に仏壇にお供えします。

この団子が、よくこねられていて柔らかくてきなこと黒砂糖と塩のバランスも最高でめちゃめちゃ美味しかったです♪

 

 

お帰りの乗り物です。名残惜しい気持ちを込めて、ゆっくり帰って頂くためにナスを牛に見立てるそうです

という感じで、今年も無事にお盆が終わりほっとして過ごしていたのですが、例年通りやっていた事に今年ふと疑問を抱いてしまいました。


その1つは、

たまたま見たネット記事に、『お盆の期間は13日~16日で、ご先祖様は16日にお帰りになる』と書いてあった事にびっくり!!

私の住んでいる地域は8月盆で、【お盆の期間は8月13日~15日で、ご先祖様は8月15日にお帰りになる】と信じて15日にお送りしていたので、「えーっ!!今まで間違ってたのー❔」

「いや、いや、お盆って13~15でしょ、だって会社もお盆休みって8月13日~15日だよね。」

「ちょっとまてよ、子供の頃『16日には地獄の窯の扉が開いてるから、海には絶対行っちゃだめ』って言われてたじゃん」

「わーどうしよー!! 本当はご先祖様は16日まで滞在する予定で来られているのに、15日に牛も団子も用意してしまったら、もう早く帰って下さいと言わんばかりじゃないか~!!」 

 

「でも、お義母さんも確か15日に送り団子作られてたよね。きっと大丈夫!!」と自分に言い聞かせて15日でO・Kってことにしたんですが

 

 

たまたま立ち読みした本に

『お土産としてお供えしたモノには、手を付けてはいけません。食べたらご先祖様がお土産に持って帰れなくなってしまいますよ』という感じのことが書いてあってびっくり。(お土産ではないお供え(13日や14日のお供え)は食べて良いそう)

 

実は、私今年に限って、お土産用にお供えした送り団子を、供えた30分後に食べてしまっていたんです!!

(言い訳:いつもはお土産用の団子には当日は手を付けないんですが、今年は特別美味しく出来ていて、もっと食べたくなっちゃって食べてしまったんです)

 

反省!!

 

とはいえ「お団子は食べてしまったけど、果物やお菓子もお供えしていたから、お土産はあるから大丈夫だよね」と思ったりしていたんですが

 

立ち読みした本には更に

『たくさんあるお供えのうちのたった1個でも食べてしまうと、他のすべてのお土産が持って帰れなくなります。そういう仕組みになっています』

って感じで書いてあって青ざめました。(団子1個食べただけで、果物もお菓子も持って帰れないー!?なんてこった!!取り返しのつかない事を…)

 

ご先祖様に申し訳なくなって、また団子を作ってお供えしたりしていましたが

 

そうこうしているうちに、月命日になりお寺のご住職様がお経を上げにいらしたので、恥を承知で2つの疑問をお尋ねしてみました。

 

 

お盆の期間と、送る日について

ご住職様のお返事は

地域や宗派、ご家庭で違ったりするけれど、熊本の八代地域は、8月13日~15日がお盆で15日が送り盆の所が多いとの事で、お寺でもそうされているとの事でした。

 

お土産用のお団子(送り団子)を食べてしまった件は

仏壇にお供えして30分~1時間も経てば食べても良いとの事でした。

お寺でも、15日のお昼ごろに送り団子をお供えされて、1時間程経ったら召し上がっていらっしゃるとの事でした。(お供えする時間は出来るだけ夜遅い方がいいと思っていましたが、お昼でもいいんですね)

 

気持ちが大事で、自分達のやり方でいいんですよと、優しく教えて頂き安心しました!!

(お忙しいところありがとうございました)

 

ちなみに、立ち読みした本が気になったので購入してちゃんと読んでみましたら、続きがありまして

『本格的ににお土産としてあちらの世界に持って帰って頂くためには、川や海に流さないといけないので、現代では環境問題もあり不可能なので無理しなくていいですよ。流さない場合は、お供えしたモノも普通に食べて良いです』といった趣旨の事が書かれていました。良かった~。(文章は最後まで読まないとね)

 

こちらの本には、亡くなってからどんな流れで成仏できるのか、ご先祖様はどこから見て守って下さっているのか、ご先祖様のご供養の事などが分かりやすく書かれていて勉強になります。

内容も明るく面白いのでサクサク読めちゃうのでお薦めです♪

 


 

随分と、長文になってしまいました。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございます♪

また、来年のお盆もご先祖様をお迎えいたしましょう。

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