【適正量】収納が上手くいかないのは、モノが多すぎるから。適正量を意識して整理してみましょう

こんにちは

熊本の整理収納アドバイザー ユミです。

 

整理も頑張った!!

モノも減らした!

収納も

動線や身長、使用頻度を考えて置き場所を決めた。

 

基本のやり方に沿って、進めてきたのに

全然うまく収めることが出来ない…。

 

 

入らないから無理やり詰め込んだり、

収まらないモノが、床にいっぱい出しっぱなし。

 

あれ? なんで?! となってしまった方。

 

片付けあるあるですので、ご安心を!!

 

正しいやり方で、頑張って整理と収納を進めてきたのに、上手く収まらない時は

まだまだ、モノが多すぎるのかもしれません。

 

そんな方は、整理がはかどる基準『適正量』を意識して、モノを整理してみましょう!

 


モノが多いと、暮らしは大変に

モノが多いと収納に収まらないだけでなく、デメリットがいっぱいです。

 

モノが多いと大変

家事、無駄な手間、探し物の時間、浪費、ストレスが増える

 

 

モノが少ないと快適

 自由に使えるお金・時間・精神的なゆとり、ゆっくり座れるスペースが増える

 

違いは歴然!!

 

誰でも、モノが少ない方が楽だと分かっていますから

 

モノを減らしたい!!

少ないモノで身軽に暮らしたい!! と思うのですが

 

実際、整理を始めると

 

『減らしすぎて、足りなくなって困るんじゃないかな?』

『着るものがなくなって、後悔しないかな?』

『どれだけ減らせばいいのかな?』

『いくつくらい持っているのが、正解なんだろう?』

 

 

と不安や迷いが出てきて、決断できないことが多いのではないでしょうか?

 

モノをいくつ持っていればいいのか。

そんな基準があると、簡単に決断出来るようになります。

 

そこで、意識してほしいのが【適正量】です。

 

やみくもにモノを減らしたり、なんでも取っておくのではなくて

適正量】まで減らすことが大事なんです!

 

適正量って何?

 

 

【適正量】とは

ライフスタイルに合った、自分にとっての必要なモノの量です。

 

 

『タオルは何枚あればいいですか?』

『スカートは、何枚持っているのが正解ですか』と聞かれることがありますが

 

適正量には、正解はありません。

 

例えば、『8人暮らしの大家族のご家庭』と『大人2人暮らしのご家庭』では、タオルの必要な枚数は違ってきます。

 

スカートを

『週に5日、履く生活スタイルの方』と、

『自転車に乗るから、スカートは年に数回しか履かない生活スタイルの方』

では、スカートの必要枚数は全く違ってくると思います。

 

自分にとっての適正量を、自分で決めてみましょう。

 

 

自分に必要な数を決めてみることで、基準が出来ますので

整理がはかどり、モノの買い過ぎも防ぐ効果があります。

 

適正量の決め方

決め方は色々な方法があります。

 

1 収納スペース(量)

最も、おすすめの方法です!

収納のスペースに入る数だけ、持つという考え方です。

ぎゅうぎゅうではなく、ゆとりを持って入る数を調べてみましょう。

理想は、収納に対して2割のゆとりを持つ『8割収納』です。

 

例)さっと取り出せるように、クローゼットのバーにハンガーがゆったり掛かる数にしてみよう。

 

2 洗濯のペースなど(使用頻度)

週に何回使うか、使用頻度で決める方法です。

また、洗濯の頻度も考慮しましょう。

 

例)仕事に毎日シャツを着るから、5枚必要。

だけど、毎日洗うから2枚でも足りそう!

 

例)冬の肌着は、何枚必要か

1枚着ていて、1枚洗濯して干している、今夜1枚着るから

普段は合計3枚あればいい。

でも、2泊3日の出張に毎月行くから、その時の分も余裕持つとしたら、プラス1~2枚あったら安心かな。

 

 

3 最大同時使用数

同時に最大でいくつ使うか?

実際使っているシーンを思い出してみましょう。

 

例)うちの、ガスコンロは3口だから、なべも最大3個しか使えないなあ。

例)お玉は、同時に何個使うかな?

麻婆豆腐と卵スープで多くて2つかな?などなど

 

 

4 自分が管理できる量

自分で管理出来ない量を持つと、キャパオーバーになり、片付けられなくなります。

でも、管理できる量ってどうしたら分かるのでしょう?

 

管理できる量=記憶できる量です。

 

どんな靴を何足持っていますか?

夏のTシャツが何枚あるか、すぐに言えますか?

 

忘れていたモノは、実はなくても困らないモノかもしれませんよ。

 

自分のモノなのに、何を持っているか分からないとモヤモヤしてストレスになります。

何をどれだけ持っているか、自分で把握できる量まで減らしてみましょう。

 

本当は、作り付け収納だけでも、暮らせる

本来、作り付けの収納(押し入れ、クローゼット、システムキッチンの収納など)に収まるモノだけで、十分暮らしていけると言われています。

 

「そんなの無理に決まっている!!」と驚かれると思いますが、実際にミニマリストの方たちも何不自由なく、むしろ快適に豊かに暮らされています。

 

もちろん、ミニマリストを目指していないなら、そこまで減らす必要はないのですが、

『作り付けの収納』と『今お持ちの収納家具や収納ケース』があれば、十分収まると知っていただくと収納の考え方も変わってくるのではないでしょうか。

 

 

チェストや食器棚などもたくさんお持ちだけど、あふれているということは、家の収納スペースに対してモノが多すぎる。ということに気づくことが大切です。

 

なぜなら、片付けはモノを整理するだけではなくて、意識を変えることがカギになってくるからです。

 

急に変えることはできませんから、焦らなくても大丈夫ですよ。

今は、ただ、気づくだけでいいのです(^^)/

まとめ

収納が上手く出来ない時は、『適正量』を意識して、もう一度整理してみてください!

最後に適正量の決め方を確認しましょう

1 収納スペース(量)

2 洗濯のペースなど(使用頻度)

3 最大同時使用数

4 自分が管理できる量

 

自分にとって丁度いいモノの量になると、モノに振り回されなくなります。

モノを適正量にして、今まで、多すぎるモノのために奪われていた、

時間・お金・精神的なゆとり、スペースを取り戻して、快適でこころゆたかに暮らしていきましょう

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